2017年度の伊野小児童数は46人、2021年度には60人余まで回復しますが、その後はわかりません。こんな小規模校ですが、小さな学校の大きな魅力を求めて、学校と地域が協力してさまざまな取組が始まりました。
幼少期に、子どもが子どもらしい時間をたっぷり味わえるようにしてあげたいと願っています。そのことが学力の土台をつくることにもつながるでしょう。そのため、読み聞かせボランティアや草刈ボランティアなど、たくさんの人びとが学校を支えています。
校庭草刈ボランティア
島根大学教育学部学生と地元住民が連携して、森の中の「秘密基地づくり」や、海で「いかだ作り」など、エキサイティングなイベントを年に数回開催します。
変化に富んだ伊野の「自然を舞台に子どもの遊びをつくる」ことが活動のテーマです。
家に閉じこもりがちな子どもたちが、大きな自然の中で、心と体をおもいっきり開放してほしい。学年をこえた遊び集団をつくってほしい、と願っています。
秘密基地作り
どろんこフェスタ
ダンボールいかだ何秒浮くかな?
海外の青年ボランティアや日本人学生が伊野にやって来て、子どもたちと交流する「国際ワークキャンプ」を毎年1回開催します。
グローバルな視点を持ち、国際平和と多文化共生社会をめざす人間を育てたいという願いを持っています。
地域の課題は日本の課題、日本の課題は世界の課題です。様々な視点から未来を考えることができる人間を育てたいと願っています。
茶道体験する外国人ボランティア
スポーツを通して、子どもの笑顔をつくりたい。子どもの成長を支援したい。スポーツ好きの大人が小学生に様々な活動を準備しています。
伊野SC 練習風景
地域を知る・地域の未来を考える学習を通して、知的好奇心をふくらませ、地域への愛着を深めてほしい。そんな願いから、えが餅などの伝統食作り、地域の歴史文化・地理を知る「ふるさとウォーキング」など多彩な活動を小学校と連携して行っています。
りんごん山トレイルウォーク
伊野の未来を担うのは子ども・青年たち。そんな彼ら・彼女らにまちづくりに参加してほしい、と考えて新しい取組が始まりました。
ふるさとカルタ大会
伊野コミュニティセンターに隣接する伊野児童館は、放課後の児童生徒の居場所です。宿題をしたり、遊びを楽しんだりします。開館時間は午前10時~午後5時。夏休みなど長期休業中も開館しています。
長期休業中は、「いのっ子」教室という事業とあわせて午前8時~午後5時まで子どもを預かる体制ができています。
伊野児童館